自社開発はユーザーの声を聞きやすい

自社開発エンジニアになろう!

ユーザーの反応を反映しやすく、ヒットすれば恩恵がある!

ユーザーの反応を反映しやすく、ヒットすれば恩恵がある!

速やかに反映させることができる

自社で開発・リリースしているので、ユーザーから直接フィードバックを得ることができます。操作性、視認性、機能性など、ユーザーの率直な意見を迅速にサービスに反映させることができるんですね。これは企画から開発、リリースまですべて自社で行う自社開発だからこそ可能なことです。一方、受託開発はクライアントがリリースするため、ユーザーの意見はエンジニアにはダイレクトに伝わりません。クライアントがまとめた情報をもとに変更・修正していくことになります。
使用しているユーザーから直接評価を得ることは、エンジニアとしてのモチベーションにつながります。ユーザーの反応をもとにブラッシュアップを繰り返していくうちに、さらにサービスに磨きがかかり、自分自身のスキルアップにもつながります。ユーザーの反応をダイレクトに受け取れる自社開発に携われば、エンジニアとして大きく成長することができるでしょう。

ヒットしたらどうなる?

すべて自社で行っているので、システムやサービスがヒットすれば、エンジニアも恩恵が受けられるんです。企業自体が大きな利益を得るので、評価や昇進・昇給に直結しやすいんですね。また、開発に携わったチームだけでなく、社員全員で喜びを分かち合ったり、達成感や充実感を味わったりすることもできます。
一方、受託開発はクライアントの依頼を受けて開発を行うため、商品がヒットしても評価されるのはクライアント企業です。自社に直接的な恩恵はありません。

恩恵を受けるが責任も重い

企業向けのサービスもありますが、多くは不特定多数の一般ユーザーを対象にしています。リリースしたサービスがヒットすると話題になり、SNSなどで感想をつぶやいてくれる人もいます。ユーザーの声をダイレクトに聞くことができるので距離が近く感じられ、エンジニアとしてモチベーションもアップします。また、ユーザーの反応から改善点を見つけすぐに対応することができます。受託開発だと、「こうした方が良くなる」と思っていてもクライアントから「追加して欲しい」と言われるまでシステムやサービスに手を加えることができません。受託開発は費用が決まっているので利益率を上げるためには開発費などの経費を減らすしかなく、現場のエンジニアは悔しい思いをしていることも……。ヒットしても個人に還元されることはありません。自社開発の場合はボーナスなどの形で社員に還元されるので、心情的に気になる人もいるようですね。
ですが、恩恵を受けられる分、負う責任も重くなります。自社開発は受託開発のようにクライアントから依頼されたわけではありません。自社で企画を立案し開発を進めているので、失敗したら責任を負うのは当然、自社です。自社開発は既存製品への投資や収益がベースなので、収益に関して厳しい目が向けられています。