自社開発はなぜコミュニケーションが取りやすいのか?

自社開発エンジニアになろう!

コミュニケーションが取りやすい!

コミュニケーションが取りやすい!

顔見知りのメンバーが多い

自社開発はその企業に在籍している社員がプロジェクトを立ち上げ、運営します。プロジェクトのメンバー同士が顔見知りである場合も多く、コミュニケーションが取りやすいんです。情報を伝えやすいので部門をまたいだ確認や調整も時間を置かずにできますし、直接口頭で伝えられるので、細かいニュアンスもしっかり理解してくれます。メールやチャットでは難しい部分もしっかりと伝えられるので認識のズレがほとんどありません。
一方、受託開発の場合、クライアントは他社の社員です。そのクライアントと直接話すのはプロジェクトマネージャーなど一部の人で、他のメンバーはプロジェクトマネージャーから話を聞くことになります。流れや意図が伝わりにくいことがあったり、担当者がITの知識に乏しく言いたいことが伝わらなかったり、なんてことも少なくないんです。コミュニケーションが上手く取れないと情報共有ができず、認識にもズレが生じてしまいます。業務をスムーズに進めるためにも、コミュニケーションは密に取っていかなければなりません。社内でコミュニケーションをすぐに取れるのは自社開発の大きなメリットです。

積極的に行動することが必要

自社開発の仕事に就くためにはITに関する詳しい知識やスキルが必要ですが、エンジニアだけで企業が成り立っているわけではありません。中にはITに関する知識が乏しい人やプログラミングを深く理解していない人もいます。こうした人たちと一緒に仕事をする際、エンジニアは自分の得意な分野で接しようとする傾向があります。ですが、それでは距離を縮めることはできません。相手からすると一方的にわからない分野の話をされるだけなので、相槌は打てても会話は盛り上がらないでしょう。チームとして一緒に働いていくためには相手のことを理解する必要があります。積極的にコミュニケーションを取って距離が縮まるように努力しなければなりませんが、これは社会人であれば当たり前のことですよね。業務を効率良く進め、良い製品を生み出すためにも一緒に仕事をする人と相互理解が深められるように行動しましょう。
また、自社開発エンジニアはチームのメンバーが同じ社内にいるので声をかけやすい反面、すべて社内で完結してしまうので範囲が狭まってしまうというデメリットもあります。大企業であれば1つの仕事に携わっている人の数も多いのでそこまで範囲が狭まることはありませんが、人脈を広げにくいのは確かです。エンジニアとしてキャリアアップを目指すなら人脈を広げることは大切ですよ。仕事だけでなく、懇親会やセミナーに参加するなど自分から行動を起こすことも心がけてくださいね。