求められるスキルは？

自社開発で求められているのは？

自社開発エンジニアにまず必要なのは「開発能力」です。自社開発エンジニアは自社の既存システムをより良いものにするために改善するスキルとセンスが必須！そのためには時代のニーズに沿った新鮮な感性とタイムリーな発想力が欠かせません。目新しさだけでなく、ユーザーが求めているシステムを的確に提供する発想力が求められているんです。
また、自社開発エンジニアは素晴らしいアイデアを短期間で実現し、ユーザーに届けるスピード感も必要です。どんなに素晴らしい企画でも、時間をかけて作り込んでいるとすぐに古いアイデアになってしまい、使い勝手が悪いシステムに変化してしまいます。ITが発達した現代社会では常にスピード感が求められています。「短時間でシステムを構築する能力」は自社開発エンジニアに必要不可欠なスキルです。
自社開発の仕事はユーザーと直結しているので、ユーザーが何を求めているのか、何を必要としているのかを的確に把握する「調査・分析力」も必要です。より高い実績を上げるためにはユーザーのニーズに合ったサービスを提供し続けなければなりません。そのためにも調査・分析を行い、客観的な数値を導き出す能力が自社開発エンジニアには必須なんですね。
世の中は常に変化し、人々の要求も多様化しています。そのため、自社開発エンジニアは「変化するニーズに対応し続ける能力」も必要です。常に新鮮な感覚で世の中の変化に対応していかなければ、活躍し続けることはできませんよ。

受託開発で求められているのは？

クライアントの要求に応じてシステムを開発・構築する受託開発は、エンジニアとしての経験やスキルを存分に発揮できますが、クライアントを相手に仕事をするため、自社開発エンジニアとは異なるスキルが求められています。
例えば「クライアントのニーズに合わせたシステム仕様の設計をする能力」です。受託開発は開発から実装までクライアントの要望に沿って行います。そのため、システム構築全般を把握し、設計する高度な技術力と豊富な知識・経験が必要なんです。
また、クライアントと綿密な打ち合わせを繰り返しながら進めていくので「スケジュールの管理や調整する能力」がなければ難しいでしょう。調整や管理は豊富な経験と様々なプロジェクトをこなしてきた実績のあるエンジニアにしか務まりません。なぜなら、確実に仕事を遂行できなければ納期までに仕事を終わらせることができないからです。納期を守れないエンジニアに仕事を依頼するクライアントはいませんよね。受託開発を行うエンジニアは高度な技術や最新のテクニックが要求されるので、日頃から学習し、知識やスキルをアップデートしておく必要があります。